言語聴覚士と保育士W資格
言語聴覚士がみなし保育士の対象に?
2026年4月9日にニュースで
話題となりました。
「こども家庭庁は保育所の配置基準を改正し、作業療法士や理学療法士、言語聴覚士などの専門職を、保育士の資格がなくても「みなし保育士」として4月から配置できるようにした。運動や認知に課題のある子らに専門職が対応することで、より充実した保育サービスの提供や保育士の負担軽減などにつなげるのが狙いだ。」
言語聴覚士が保育園で「みなし保育士」
として勤務できることになりました。
現場、当事者では賛否両論です。
園での環境:保育補助業務のひとつである細かな世話(昼寝時、食事時、排泄等)を柔軟に対応することができるのか?
働くスタッフの待遇面:専門職としての給与待遇、業務内容など・・
まだまだ課題は多そうですが、
いろんな視点から発育支援を行えるのは
良いことだと考えられます。
言語聴覚士と保育士
言語聴覚士は
ことば・聞こえ・飲み込みなどに障害のある人に対し、医師の指示のもと支援する国家資格のリハビリ専門職です。主に病院や療育施設等で働く仕事です。
保育士とは
児童福祉法に基づき、乳幼児に関わる専門的な知識と技術をもって保育を行うほか、保護者に保育に関する指導や支援を行う国家資格を持つ専門職である。保育園等で働く仕事です。
みなし保育士とは
保育士の資格はもっていないが、一定の資格や経験、研修を満たした保育士と同等に扱われる者厚生労働省が人手不足に伴い規定しましたが実際の運用は地方自治体であるため運用されていないところも多いです。
「園内に保育士の1/3以下の人数」
という配置規定もあります。
以前は、幼稚園教諭、小学校教諭、養護教諭、看護師がみなし保育とされていましたが2026年4月より理学療法士、作業療法士、言語聴覚士も加わりました。
みなし保育士は保育補助を
主業務としています。
W資格によるメリット言語聴覚士と保育士
W資格によるメリットをお伝えします。
私は言語聴覚士取得した後に
副業で放課後等デイサービスに携わった
経験から保育士免許取得に挑みました。
現在は言語聴覚士と保育士のW資格です。
W資格のメリットとは…
1. 発達過程の見通しやすい
言語聴覚士として
言語発達、高次脳機能の発達の観点から
支援を行うことができます。
低年齢の集団保育では同級生と比べて
「できないこと」に着目したり
悩むことも多いと思います。
言語聴覚士は
専門的な知識により
「できないこと」を
→なぜできないか
→どのようなかかわり方でクリアできるか と段階を踏んで
個々の発育に合わせて
支援することができるため
保育園に在籍することで
「できない」「困りごと」
を早期に解決しやすいです。
2.生活や社会支援を行いやすい
保育士として得られる
知識やスキルになります。
集団保育に限らず
1日にどのような生活を送るのか?
月毎、年間を通じて
どのような目標で
どのように活動を行っていくのか?
生活を基盤に様々な必要な習慣を
身に着けていく場所で
保育士は保育を行っているため
生活に合わせて
発育課題を検討しやすいです。
また、保育園のみでなく
行政では市町村主体で
子育て支援を行っています。
どんな支援があるか、
どのような施設があるか
連携等の知識は保育士になることで
知ることもたくさんあります。
3.信頼を得ることができる
「発育を支援する」お子様の生活状況、
発育状況を支援できることから
「先が見えない」
悩みや困りごとを解決できる
手がかりを提供できるため
保護者様や医療機関、施設等と
連携を行うことが
スムーズになりやすいです。
W資格による今後のあり方
言語聴覚士と保育士のW資格での
今後について考えてみました。
1. 活躍の場が広がる
未就学児の療育にとどまらず
放課後等デイサービスでも
活躍することができます。
2.みなし保育士では無く「保育士」として
従来は保育士免許がないと
保育園では勤務できませんでしたが
みなし保育士は今後増加していくと
考えられます。
W資格であれば「保育士」「言語聴覚士」
双方の役割で勤務することが可能です。
W資格を取得する方法
1. 言語聴覚士養成学校に通う
言語聴覚士になるためには
学校に通い国家試験を受験し
言語聴覚士免許の取得が必要となります。
どんな学校、どのような試験かは
別記事にて詳細をお伝えします。
2.独学や通信教育で保育士試験を受験する
保育士の資格は
独学、通信教育等で可能です。
独学や通信教育で保育士試験を受験する
保育士の資格は
年2回各都道府県で試験が
開催されているため
自身のペースで勉強し
試験を受験し保育士免許を取得します。
私は半年程度勉強し試験に挑みました。
試験内容や勉強方法は
後程別記事で紹介させて頂きます
追記~私が保育士免許を取ったわけ~
医療と保育の両方でお子様を支援したい
医療の「療」 保育の「育」 を
合わせた「療育」に携わりたかった
からです。
私が言語聴覚士として働き始めた当初は
放課後等デイサービス、療育施設は少なく
かつ病院にてお子様を支援する場所も
少なかったです。
施設等ではセラピスト(言語聴覚士)
よりも保育士募集のところが多かったです。
少しでも自身の想いを実現したい
そんな気持ちで保育士の勉強を
はじめました。
保育士の資格は・・・
やはり、取得して良かったです。
発育支援をするうえでは
やはり環境や日々の生活が大切です。
イメージするためには
保育士としての視点が
とても役に立ちます。
