嚥下食と離乳食

仕事のこと

『嚥下食と離乳食は同じ?』

柔らかい食事=嚥下食=離乳食
を思いがちですが、
嚥下機能を考えると少々異なります。

ただ、離乳食の発想を

介護食に応用できたり
嚥下の発想を離乳食に

応用できることがあります。

なぜ、嚥下食と離乳食が異なるかを
考えたいと思います。

離乳食は、

生後6か月-2歳の赤ちゃんのための

母乳育児用ミルク以外の成長に

必要な栄養素を補う

柔らかく食べ易い食品のこと。

一方嚥下食は、

飲み込みや咀嚼といった

嚥下機能の低下がみられる場合に、

嚥下機能のレベルに合わせて、

飲み込みやすいように形態やとろみ、

食塊のまとまりやすさなどを

調整した食事のこと。

何が違うか?

離乳食は
嚥下機能が発達していく段階に

合わせている

嚥下食は
嚥下機能低下により食事を

考慮している

1番異なるのは『嚥下反射』です。

嚥下機能低下の一因である
『嚥下反射の遅延』は
脳血管障害や神経変性疾患により

起こります。

嚥下食はこの嚥下反射遅延に適したもが

多いです。
一方、離乳食は
嚥下反射は正常な嚥下反射に

咀嚼運動を促す食事となります。

ただし、咀嚼しやすい食物
喉に残りにくい食物は共通しているため
嚥下機能を理解したうえで
応用していきたいところです。