
果物が食べたい。

果物なら
食欲が無い時も
食べやすいし…
どうかなぁ?

待って!!!!
嚥下機能の視点から
考えてみよう。
この記事からわかること
『果物が食べたい』
風邪を引いた時
食欲が無い時
『果物なら食べれるかも…』
すりおろしりんごなどを
食べた経験があると思います。
そんな経験から
入院中や治療中で食欲が無い時や
嚥下調整食を食べる方から
『果物を食べたい』
と伺うことがあります。
りんご、みかん、梨、ぶどう、いちご…
季節の果物にはビタミン、ミネラル等
豊富に含まれているものもあり
食事ができない時に
食べたいor食べて欲しいと
思うことがあります。
嚥下機能が低下した状態で
果物を食べても大丈夫か?
を言語聴覚士の視点から紹介します。
果物は誤嚥しやすい?
言語聴覚士の視点から
『果物によっては誤嚥しやすい』
ため慎重に判断します。
なぜ誤嚥しやすいか?
①果汁による誤嚥
『みかん』を食べてみると
口のなかで押しつぶすと
咀嚼すると
果汁がでてきます。
この果汁が嚥下反射(ゴクンと飲む)
が起こる前にサラサラと気管に入る
リスクがあります。
少量ですが
免疫力が低下していたり
咳をする力が弱いと
誤嚥性肺炎を発症してしまいます。
②充分にまとまらない
『りんご』を食べてみると
『シャリシャリ』と良い音がなります。
実は…
歯で噛まないと鳴らない音です。
舌で押しつぶすだけでは
細かくならないため
そのまま飲み込むと
気管を塞ぐ→窒息
のリスクがあります。
食べやすい果物
『果物は誤嚥しやすい』
言語聴覚士の視点から紹介しましたが
食べやすいものもあります。
Answer∶🍌バナナ🍌
バナナは【舌でつぶせる】レベルの
理想の食べ物です。
スプーンでつぶし提供することも
できるため、果物が食べたい時は
バナナをおすすめします。
ただし‥
【喉に残りやすい(咽頭残留)】
方は一口に食べる量を少量にして、
飲み込みを確認しながら
食べて頂きたいです。
嚥下食レシピ
🍎りんご🍎が食べたい時の
レシピを紹介します。
りんごは繊維を含み
咀嚼時に果汁が出るため
嚥下しにくい果物ですが、
嚥下しやすい
りんごレシピを紹介します。
【嚥下調整食】
学会コード3 舌でつぶせる
【離乳食おすすめ時期】
離乳中期(モグモグ期) :7~8か月頃
※おおよその月齢を表示してます
舌で食べ物を押しつぶすことが
でき、送りこむことができる
くらいの口の発達が必要です
既にいろんな
他サイトでも紹介されています。
嚥下機能に配慮した食べ方
を紹介したいと思います。
https://grapee.jp/1381359
『りんごのコンポート』作り方
【材料】

※炊飯器の大きさに合わせて
約7分目くらいが理想です。
写真は5合用炊飯器に
5個のりんごで作成してます。
【作りかた】

※他レシピは様々な切り方ですが
今回は押しつぶしやすい形で
つくっていきます

※お米を炊飯する時と同様の
通常設定です

『りんごのコンポート』保存

3日間くらい冷蔵保存が可能ですが
袋に入れて冷凍保存(2週間程)も
可能です。
解凍はレンジ500w 30秒程で
様子を確認しながら解凍して下さい。
